
悠学舎の塾生、卒塾生、講師なら全員知っているのが「数学の魔」。
もともとは「数学の間」と言って、塾の教室の一室で、計算問題ばかり解く生徒を指導していたのですが、「一問でも間違うと全部最初からやり直ししなくてはいけない」というルールなので、なかなかみんな合格できない。
そこから、生徒たちが「”間”でなくて悪魔の”魔”や!!」と言い始めたのです。
たかが計算、されど計算。
数学の魔!「数学が出来る」と言えば、難しい問題がすらすら解けるイメージがありますが、何よりもまず、「基礎計算」が大切です。
せっかく難問の解き方が分かっても、計算ミスで点にならないことも多いですし、数学が苦手な場合でも、計算さえしっかり解けるようになれば、道は開けます。
又、理科の化学や物理の分野でも、正確な計算力はとても大切です。
「一問間違ってやり直し」は厳しいのでは? ハイ、厳しいです。
入試では、その一問のミスが命取りになりますし、「全問正解する」という気持ちと集中力が大切なのです。
なかなか「魔」が克服できない人の共通点。
- ノートの字が汚い。 → ていねいに書く。
- 字が小さい。 → 大きく書く。
- 頭の中で暗算する。 → 途中式を書く。
- 間違ったところを消しゴムで消す。 → 消さずにどこを間違えたか見直す。
- 問題を写し間違う。 → 集中する。
この夏は「計算完ペキ!!」を目指しましょう。
(江藤 杏瑳)