月別アーカイブ: 2012年8月

楽しむ力

子供は本来、よく笑います。そして、好奇心いっぱいです。
毎日、新しい出会いにわくわくし、目を見張って、それを味わいます。

そして、経験を蓄え、さらに大きな世界に踏み出していきます。

 

学習というのは、そういう経験の蓄積です。

楽しさと好奇心をエネルギーとして、人は学び、成長していくのです。

それは大人になっても同じことです。

経験することがが苦行になっては、大きな成長は望めません。

だから、人は何よりも「楽しむ力」を獲得していかなくてはいけないのです。

 

私たちが子供たちに伝えていかなくてはいけないのは、この「楽しむ力」に違いありません。

いつまでも笑顔を失わない、そういう大人に成長していってほしい、と私は思います。

パキラ

 

 

教室にいくつか観葉植物を置いています。
そのうち三鉢は前の教室から持ってきたものですが、その中でも「パキラ」は特別で、9年前に買ってきたときはわずか20センチ位だったものが、どんどん成長して今や教室の守り神的存在です。

そして、この守り神パキラ、とうとう天井に葉が届いてしまいました。(見ていて窮屈そう・・・・)

早急に何か対策を立てないと・・と、塾長と観葉植物のサイトを調べたりしています。
いい方法が見つかりますように・・・。

学習習慣づくりの大切さ

入塾してくる子供たちの9割に言える事、それは「学習する習慣ができていない」という事です。

そして、私たちが塾の仕事として一番大切だと考えている事、それも「学習する習慣を作り上げる」ということです。
小学校、中学校で学ぶ事の大半は、ほとんどの子供にとって、「習慣的に繰り返し学べば容易に身に付くもの」なのですから・・・。

ですから「学習する習慣」さえ身に付けば、問題はほとんど解決しているのです。


けれども、この単純な課題は、なかなか達成しがたい課題でもあるのです。

入塾したての多くの子供たちは、言わば「決して自分で回ろうとはしないコマ」のようなもので、こちらがエネルギーを与え続けない限り、習慣的(主体的)に学習しません。
それは無理もない事です。この「学習する習慣」は、子供が自分で作るのは難しいのです。

人は自分でしゃべりたい、と思う前にしゃべれるようになっています。(外国語を学ぶときは別ですが・・・。)
学習の土台である言葉の獲得は、「誰もが日本語をしゃべっている」という言語環境によってもたらされます。

つまり「学習する習慣」というのは、この言葉の獲得と同じように、子供が自覚的に自分で作り上げるのではなく、環境として子供たちに与えてあげなくてはならないのです。

特に、まだ小学生の間は、やがて子供たちが、自分で「やりたい、やらなくちゃ」と感じ、自分で回り始めるまで、私たち大人がその土台となる「学習する習慣」を用意してやる必要があります。
中学生の場合でも、習慣が出来ていない子供の場合は、同じことが言えます。


学習習慣づくりに重要なのは、(大人の側が)環境を整えることと働きかける時間が多い事です。

塾では中学2年以上は週に3日、授業日があります。土曜補習は全学年無料です。その他、授業日以外も「自習」のために教室は解放しています。
けれども、彼らが圧倒的に長い時間を過ごすのはそれぞれの家庭です。

放っておいても、子供たちは自分から学習するようにはなりません。どうぞ、我が子の学習習慣作りに取り組んでください。

 

 

 

負のスパイラルを断ち切ろう!

夏期講習も前半戦が終わり。

中3生は毎日のように講習があり週3日は夜の授業もあるので少々バテ気味。
それでもみんななんとかやっと乗り切っています。
たぶんこんなに勉強したことは生まれて一度もないでしょう(冬期講習はもっとハードですが、それは冬のお楽しみ・・・)

暑いしだるいし眠いし、夏だから友だちとも遊びたいし、オリンピックも見たいし・・・、
そういうたくさんの誘惑を振り切って、勉強に意識を向けるのは受験生と言えども難しいとは思います。
わたしにも経験があります。

だけど、ここでずるずると誘惑に負けてしまうと負のスパイラル」に乗っかってしまうことになります。

宿題の場合
めんどくさい→明日やろう→やばっ、今日提出や!→急いでやる→間違い多い、字は汚い
→先生に注意される→やり直し→疲れる→
明日提出の宿題があったの忘れてた!
→やっていかない→先生に注意される・・・

テストの場合
これくらいの準備でいいや→不合格→最悪→書かずにテキスト眺めて再テスト→不合格
→友だちは合格して帰っていくので焦る→
焦っているからミスが多くなる→不合格→嫌になる
→何度目かでやっと合格→
疲れて嫌な気持ちだけ残る・・・

これでは嫌な気持ちや逃れたい気持ちばかりが増幅されて、
勉強が身につくどころかどんどんネガティブになってしまいます。
本来勉強のほうに向けるエネルギーが抵抗するほうに向けられているのだから。

「負のスパイラル」を断ち切れるのは自分だけ。
思いきって「えいっ!
」とやってみましょう。

当初の目標(高校に入る!)を思い出し、計画を立ててそれを実行する。
提出物は必ず期日までに提出してテストは一度で合格する。
「させられてる」から「する」に意識を変えてとにかくこつこつとやり続けていくことが大切。
エネルギーが勉強に向くと着実に成績は上がっていきます。

お盆休み後の講習は残り2週間、いいエネルギーで乗り切りましょう!

夏期講習たけなわ

 

夏期講習、みんな元気に学んでます!

子供たちはほとんどの子が自転車で来ます。
汗を拭き拭き、階段を上がってきて、元気よく「こんにちは!」と教室に入ってきます。

昼の講習、夜の通常授業と長時間の学習になるときもありますが、みんなダレずに頑張っています。

特に3年生はだんだんと目が真剣になってきました。
この暑い時期の講習で、ぜひ、本番でも通用する集中力と持続力を養ってほしいです。

スタッフも頑張っています。朝の小学部から夜の通常授業まで普段の2倍の仕事を笑顔でこなしています。

8月は12日から15日まで「お盆休み」です。
昼、夜ともに授業はありません。
また、講習期間中(8月末まで)は土曜、日曜の講習もお休みです。(教室は閉めています。)

さぁ、今日もガンバルぞ!!