去年の冬は以前の教室で使っていた石油の大型ストーブを暖房として使いましたが、びっくりするほど灯油代がかかりました。
それで、今年はテナントのエアコンの暖房で(この節電が叫ばれる時節に、これで教室はオール電化になるわけですが・・・)いってみようか、ということになりました。
エアコンの電気代は「低圧電力」という契約で、やたら基本料金が高く、使っても使わなくてもそれほど金額が変わらないのです。
さて、そうなると「乾燥」が問題です。
近頃の子供たちは呼吸器系が弱い子供が多いのか、アレルギー鼻炎やぜんそくや咳の出る子が多いようですが、とにかく教室の空気が乾燥しすぎてはまずいです。
それで、探しました。
教室はテナントの契約では約60畳あります。トイレや小さいキッチンを除けても50畳以上!これをカバーできる加湿器は業務用ともなれば、それ相当の値段がします。
中にはレンタルで月2万円余というのも・・・。
これは私の塾にはちょっと経済的に導入不可能・・・。
ありました!
というか、これしかなかった。
アメリカの加湿器です。
「アマゾン」で買ったのですが、カスタマーレビューもそれほど悪くなかったし、なによりも40畳までOKというのが決め手でした。
音がうるさいというレビューもあったのですが、教室で使っている分には「Hi(ハイ)」でも気になりませんでした。ヤワヤワの本体に粗雑な水タンクですが、これだけシンプルだとなんだか「さわやか」な気分になったりして・・・。
肝心の加湿性能ですが、湯気のような「モクモク」が出るタイプではないので、はたして、加湿しているのかどうか実感が薄いです。
でも、タンクの水は3時間で高さにして5センチほど減りました。どうやら「加湿」していることは間違いないようです。
どのくらいの湿度になってるんやろ、ということで、湿度を測る学習も兼ねて、明日、「乾湿計」(温度計が二つ並んでいて、一つは下に水を入れる小さなプラスチックのコップがついていて、そこにガーゼを浸して温度計の下の玉の部分をそのガーゼでくるむやつ。)を買ってくることにしました。みんな、湿度表が読めるかな?
これで、喉を守って、風邪のウィルスをはびこらせない教室の「冬の態勢」が完成しました。
さぁ、みんな、元気に学習していこうぜ!
そうそう、家に帰ったら、手洗いとうがいを忘れないようにしてください!! それと、少しでも咳が出たりするなら、教室にマスクをしてくるのを忘れないように! 人に移さない、というのは大切なマナーです。