投稿者「atmofirdauz」のアーカイブ

水曜日の夜の教室

水曜日の夜の教室は週のうちで一番にぎやかになります。
教室はワンルームですが、4つのコーナーに分かれていて、水曜日はそのコーナーすべてで授業が進みます。

一番東は高校生の個別英語。軽食とお茶もある楽しげな授業です。
その隣では中2生が国語と社会の授業を受けています。
真ん中と西の端で中3生が二クラスに分かれて、やはり社会と国語の授業です。

ほとんど満席になるので、水曜日は自習の生徒が来ても、座るところを見つけるのが難しいです。
でも大丈夫。来ればなんとか席を作るので、遠慮なく自習に来てほしいです。


ここからは、淡々と学ぶ事の大切さの宣伝です。

学習は何よりも習慣作りが大切ですから、毎日こつこつと続けてほしいのです。
自宅で集中するのが難しいなら、毎日でも来れば良い、と思います。
「継続は力なり!」ですね。

続ける事で何かが変わります。

好きだとか、嫌いだとか、そういうレベルの話ではありません。
それはもう、本当に「顔を洗う」「歯を磨く」「風呂に入る」レベルの話です。
それも面倒くさい、という人がいるなら、もっともっと普通の習慣、たとえば「夜になったら布団に入る」くらいの事です。

それくらい淡々と、疑いだとか意義だとか、そんな気持ちが涌いてくる隙もないくらいに、ただ自然に机に向かう。本を開く。鉛筆を走らせる。声を出す。毎日それを続けてほしいのです。

もちろん、効果的な学習法もあるでしょうし、短期間で成績がジャンプアップする方法もあるのかもしれません。

でも、何よりも王道は毎日淡々と続ける事、だと思います。
そうしているうちにいつの間にか、たくさんの事が達成されます。

奇跡でも何でもなく、苦しいわけでもなく、偉い事でもなく、ただ普通に何かを得る事ができます。

そういう当たり前の事が当たり前にできる事を願って、毎日、生徒と向き合っています。

教室に来てくださいね!

 

 

寒くなってきましたね。

10月半ばを過ぎて、一気に秋が深まってきたようです。

朝夕の冷え込みで体調を崩す子供も多くて、何人かはマスクをして教室にきていました。
扁桃腺を腫らして、お休みの子もいました。

なにより、昨日から我が家の3匹の猫が、取り合うようにして私の膝に乗ってくるようになりました。
夏の間はなかなか抱かせてもくれなかったのに・・・。

今も、雄猫のニッキが膝の上にいます。
夏に左の後ろ足指を怪我で失くしたのですが、今はもう、元気になって走り回っています。
体もずいぶん痩せたのですが、今は元通りがっしりとした体つきに戻りました。

そのがっしりとした体で膝の上がぽかぽかとあったかです。

 

私は雨でさえなければ、毎日自転車で教室に通っています。
今晩は、あらかじめ準備してきたダウンジャケットと防寒ズボンを服の上に着込んで
冬のようないでたちで自転車を漕いで帰りました。

あんまり急ぐと汗をかいてしまうので、ゆっくりゆっくり漕いで帰りました。

三日月がとてもきれいでした。

 

 


 

 

 

楽しむ力

子供は本来、よく笑います。そして、好奇心いっぱいです。
毎日、新しい出会いにわくわくし、目を見張って、それを味わいます。

そして、経験を蓄え、さらに大きな世界に踏み出していきます。

 

学習というのは、そういう経験の蓄積です。

楽しさと好奇心をエネルギーとして、人は学び、成長していくのです。

それは大人になっても同じことです。

経験することがが苦行になっては、大きな成長は望めません。

だから、人は何よりも「楽しむ力」を獲得していかなくてはいけないのです。

 

私たちが子供たちに伝えていかなくてはいけないのは、この「楽しむ力」に違いありません。

いつまでも笑顔を失わない、そういう大人に成長していってほしい、と私は思います。

パキラ

 

 

教室にいくつか観葉植物を置いています。
そのうち三鉢は前の教室から持ってきたものですが、その中でも「パキラ」は特別で、9年前に買ってきたときはわずか20センチ位だったものが、どんどん成長して今や教室の守り神的存在です。

そして、この守り神パキラ、とうとう天井に葉が届いてしまいました。(見ていて窮屈そう・・・・)

早急に何か対策を立てないと・・と、塾長と観葉植物のサイトを調べたりしています。
いい方法が見つかりますように・・・。

学習習慣づくりの大切さ

入塾してくる子供たちの9割に言える事、それは「学習する習慣ができていない」という事です。

そして、私たちが塾の仕事として一番大切だと考えている事、それも「学習する習慣を作り上げる」ということです。
小学校、中学校で学ぶ事の大半は、ほとんどの子供にとって、「習慣的に繰り返し学べば容易に身に付くもの」なのですから・・・。

ですから「学習する習慣」さえ身に付けば、問題はほとんど解決しているのです。


けれども、この単純な課題は、なかなか達成しがたい課題でもあるのです。

入塾したての多くの子供たちは、言わば「決して自分で回ろうとはしないコマ」のようなもので、こちらがエネルギーを与え続けない限り、習慣的(主体的)に学習しません。
それは無理もない事です。この「学習する習慣」は、子供が自分で作るのは難しいのです。

人は自分でしゃべりたい、と思う前にしゃべれるようになっています。(外国語を学ぶときは別ですが・・・。)
学習の土台である言葉の獲得は、「誰もが日本語をしゃべっている」という言語環境によってもたらされます。

つまり「学習する習慣」というのは、この言葉の獲得と同じように、子供が自覚的に自分で作り上げるのではなく、環境として子供たちに与えてあげなくてはならないのです。

特に、まだ小学生の間は、やがて子供たちが、自分で「やりたい、やらなくちゃ」と感じ、自分で回り始めるまで、私たち大人がその土台となる「学習する習慣」を用意してやる必要があります。
中学生の場合でも、習慣が出来ていない子供の場合は、同じことが言えます。


学習習慣づくりに重要なのは、(大人の側が)環境を整えることと働きかける時間が多い事です。

塾では中学2年以上は週に3日、授業日があります。土曜補習は全学年無料です。その他、授業日以外も「自習」のために教室は解放しています。
けれども、彼らが圧倒的に長い時間を過ごすのはそれぞれの家庭です。

放っておいても、子供たちは自分から学習するようにはなりません。どうぞ、我が子の学習習慣作りに取り組んでください。

 

 

 

負のスパイラルを断ち切ろう!

夏期講習も前半戦が終わり。

中3生は毎日のように講習があり週3日は夜の授業もあるので少々バテ気味。
それでもみんななんとかやっと乗り切っています。
たぶんこんなに勉強したことは生まれて一度もないでしょう(冬期講習はもっとハードですが、それは冬のお楽しみ・・・)

暑いしだるいし眠いし、夏だから友だちとも遊びたいし、オリンピックも見たいし・・・、
そういうたくさんの誘惑を振り切って、勉強に意識を向けるのは受験生と言えども難しいとは思います。
わたしにも経験があります。

だけど、ここでずるずると誘惑に負けてしまうと負のスパイラル」に乗っかってしまうことになります。

宿題の場合
めんどくさい→明日やろう→やばっ、今日提出や!→急いでやる→間違い多い、字は汚い
→先生に注意される→やり直し→疲れる→
明日提出の宿題があったの忘れてた!
→やっていかない→先生に注意される・・・

テストの場合
これくらいの準備でいいや→不合格→最悪→書かずにテキスト眺めて再テスト→不合格
→友だちは合格して帰っていくので焦る→
焦っているからミスが多くなる→不合格→嫌になる
→何度目かでやっと合格→
疲れて嫌な気持ちだけ残る・・・

これでは嫌な気持ちや逃れたい気持ちばかりが増幅されて、
勉強が身につくどころかどんどんネガティブになってしまいます。
本来勉強のほうに向けるエネルギーが抵抗するほうに向けられているのだから。

「負のスパイラル」を断ち切れるのは自分だけ。
思いきって「えいっ!
」とやってみましょう。

当初の目標(高校に入る!)を思い出し、計画を立ててそれを実行する。
提出物は必ず期日までに提出してテストは一度で合格する。
「させられてる」から「する」に意識を変えてとにかくこつこつとやり続けていくことが大切。
エネルギーが勉強に向くと着実に成績は上がっていきます。

お盆休み後の講習は残り2週間、いいエネルギーで乗り切りましょう!

夏期講習たけなわ

 

夏期講習、みんな元気に学んでます!

子供たちはほとんどの子が自転車で来ます。
汗を拭き拭き、階段を上がってきて、元気よく「こんにちは!」と教室に入ってきます。

昼の講習、夜の通常授業と長時間の学習になるときもありますが、みんなダレずに頑張っています。

特に3年生はだんだんと目が真剣になってきました。
この暑い時期の講習で、ぜひ、本番でも通用する集中力と持続力を養ってほしいです。

スタッフも頑張っています。朝の小学部から夜の通常授業まで普段の2倍の仕事を笑顔でこなしています。

8月は12日から15日まで「お盆休み」です。
昼、夜ともに授業はありません。
また、講習期間中(8月末まで)は土曜、日曜の講習もお休みです。(教室は閉めています。)

さぁ、今日もガンバルぞ!!

 

 

数学の魔(間) 

数学の魔

悠学舎の塾生、卒塾生、講師なら全員知っているのが「数学の魔」。

もともとは「数学の間」と言って、塾の教室の一室で、計算問題ばかり解く生徒を指導していたのですが、「一問でも間違うと全部最初からやり直ししなくてはいけない」というルールなので、なかなかみんな合格できない。

そこから、生徒たちが「”間”でなくて悪魔の”魔”や!!」と言い始めたのです。

たかが計算、されど計算。
数学の魔!「数学が出来る」と言えば、難しい問題がすらすら解けるイメージがありますが、何よりもまず、「基礎計算」が大切です。

せっかく難問の解き方が分かっても、計算ミスで点にならないことも多いですし、数学が苦手な場合でも、計算さえしっかり解けるようになれば、道は開けます。
又、理科の化学や物理の分野でも、正確な計算力はとても大切です。

 

「一問間違ってやり直し」は厳しいのでは? ハイ、厳しいです。
入試では、その一問のミスが命取りになりますし、「全問正解する」という気持ちと集中力が大切なのです。

なかなか「魔」が克服できない人の共通点。

  1. ノートの字が汚い。 → ていねいに書く。
  2. 字が小さい。 → 大きく書く。
  3. 頭の中で暗算する。 → 途中式を書く。
  4. 間違ったところを消しゴムで消す。 → 消さずにどこを間違えたか見直す。
  5. 問題を写し間違う。 → 集中する。

この夏は「計算完ペキ!!」を目指しましょう。

(江藤 杏瑳)

 

夏期講習が始まりました!

夏期講習、始まりました。

七夕

・・・・・かないますように・・・・・

今年、小学部は幼稚園の年中さんから6年生までいます。「暑さ本番」ですので、暑さ対策を忘れないように、お願いします。

とりあえず、水筒にお茶、帽子、汗ふきタオル、は必ず持たせてください。

この春から、この塾の卒塾生が(郡山高校→奈良教育大学)講師として働いてくれています。

ついこの前まで小学生、中学生だったのに、と感慨深いです。そして、アルバイト先にここを選んでくれたことがとてもうれしいです。

しっかりと後輩の面倒をみてくれています。